京都市立西京高校附属西京中学校「特別授業」
10月から11月にかけて、京都市立西京高校附属中学で、今年で6年目を迎えた「特別授業」が開催されました。
10月21日の授業は、中学3年生全員に対する「イントロダクション」(「私たちの暮らしと『貿易』」篠原総一・同志社大学教授)。その後、各クラスに分かれて、それぞれ2回ずつの「特別授業」が行なわれました。
テーマ | 講師 |
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「イントロダクション」10月21日(木) | 篠原総一・同志社大学教授 |
「仕事と経済」11月9日(火) | 川口章・同志社大学教授 |
「金融のしくみ」11月9日(火) | 地主敏樹・神戸大学教授 |
「金融と経済」11月10日(水) | 野間敏克・同志社大学教授 |
「仕事と市場」11月10日(水) | 大竹文雄・大阪大学教授 |
「環境と経済を考える」11月11日(木) | 植田和弘・京都大学教授 |
「環境と経済の関係について考える」11月11日(木) | 一方井誠治・京都大学教授 |
<生徒の「感想」から>
「確率過程論の話で、経済と科学で共通するような現象が起こるというところがとても面白かったです。4分割して考える、というのも今後学習や考え方に役立ちそうで、やってみようと思いました。『経済』というと何やら複雑怪奇でよくわからないというイメージでしたが、今回の授業のように、ある一点について徹底的に考えると、複雑ですがとても面白いと思えるようになりました。」(3年A組A・S)
「ドイツがCO2排出量を大幅に削減している本当の目的は、国際競争力を強化し、環境と経済の両方をプラスにさせるためだと聞いて、『なるほど』と思いました。日本も長期的な目標を立てて、それに向けて政策を立てるべきだと思いました。」(3年B組R・B)
「『経済知力フォーラムって眠くなりそう……』と思っていましたが、班活動とか意見を聞きあうとか、とても楽しかったです。でも、その楽しいなかでも男性と女性の給料の違いとか、家事負担のこととか、たくさん学ぶことができました。また『職業を考える』ということは思っていた以上に難しくて、『自分は何になりたいのかなぁ』と考えるいい機会になりました。」(3年C組E・U)
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