京都市立西京高校附属西京中学校
10月から11月にかけて、京都市立西京高校附属中学で、今年で7年目を迎えた「特別授業」が開催されました。
10月13日の授業は、中学3年生全員が参加する「イントロダクション」(「経済を通して学ぶ歴史:江戸時代の経済政策
篠原総一・同志社大学教授)。その後、各クラスに分かれて、各クラス2回ずつの「特別授業」が行なわれました。
テーマ | 講師 |
---|---|
「経済を通して学ぶ歴史:江戸時代の経済政策」 10月13日(木) | 篠原総一・同志社大学教授 |
「市場と政府」10月17日(月) | 槙太一・関西外語大学准教授 |
「震災と金融」10月18日(火) | 地主敏樹・神戸大学教授 |
「仕事」10月19日(水) | 大竹文雄・大阪大学教授 |
「環境と経済を考える」11月7日(月) | 植田和弘・京都大学教授 |
「震災・原発事後の気候・エネルギー政策を考える」 11月8日(火) | 一方井誠治・京都大学教授 |
「日本って、どんなところ?:資源経済学の視点から」 11月9日(水) | 室田武・同志社大学教授 |
<生徒の「感想」から>
重要と供給のグラフで、1つの値が変化したりするだけでグラフがこんなにも変わるんだと思った。世の中には膨大な量のモノがあって、それら一つ一つに需要と供給のグラフがあるわけだから、全部重ねて考えるととても複雑になるんだろうなと思う。(3年C組Y・M)
被災地の現状とかが詳しくわかったし、もし将来、自分の身に震災が起きた時の対応とかについての知識が増えました。ほんまに、めっちゃ面白かったです。自分が大人になった時、実物資産を増やしていけるように、借金を返す能力をあげていきたいと思いました。(3年B組K・N)
今日の授業を終えて、僕は環境の面でのプラスと経済の面でのプラスの両立の難しさを強く感じました。環境というのは、おカネ以上の価値があり、人類にとっても不可欠なものです。……人間は、将来の環境よりも、たった10円、20円の利益をとるのです。僕は、環境とともに生きるためには、自然と人間が討論し合う「地球環境会議」を開催し、お互いに我慢すべきは我慢することが必要だと思います。(3年A組R・O)
経済を通して学ぶ歴史:江戸時代の経済政策篠原総一・同志社大学教授 2011年10月13日(木)
市場と政府槙太一・関西外語大学准教授 2011年10月17日(月)
震災と金融地主敏樹・神戸大学教授 2011年10月18日(火)
仕事大竹文雄・大阪大学教授 2011年10月19日(水)
環境と経済を考える植田和弘・京都大学教授 2011年11月7日(月)
震災・原発事後の気候・エネルギー政策を考える一方井誠治・京都大学教授 2011年11月8日(火)
日本って、どんなところ?:資源経済学の視点から室田武・同志社大学教授 2011年11月9日(水)
Previous Post