世界金融危機のゆくえと2009年度経済の展望

三鷹市商工会及び三鷹ICT事業者協会との共催で「経済講演会」を開催

2008年12月18日(木) 原田泰・大和総研常務理事/チーフエコノミスト
081218_mitaka
12月18日(木)夕方、三鷹商工会および三鷹ICT事業者協会とともに、三鷹産業プラザ(三鷹市)7階会議室で、三鷹市民を対象にした経済講演会を開催しました。
講師は、原田泰氏(大和総研常務理事・チーフエコノミスト)、テーマは「世界金融危機のゆくえと2009年度経済の展望」。
原田氏は冒頭で、サブプライムローンは1993年ころから始まったとして、その仕組みを解説。さらに、日本のバブル崩壊と比較しながら損失額の推計や、アメリカ経済はどうなるのかなどを説明したあと、日本経済への影響や日本の対応について論じ、会場に集まった約100人の聴衆は熱心に聞きいっていました。
081218_mitaka2
質疑では、アメリカの自動車メーカー・ビッグ3はどうなるのか、今後の円レートはどう動くのか、なぜ日本の株価の下落率のほうが高くなったのかなど、たくさんの質問がフロアから出て、原田氏はその一つ一つに対してていねいに解説していました。